Policy
事業をなぜするのか、なぜ存在するのか
を表わした企業の核となる宣言です。
Mission
社会的役割や果たすべき使命を表します。
Vision
目標とする社会や企業の姿を表します。
Values
お客様や社会に提供する価値を表します
会社案内の作り方のすべてを
わかりやすくまとめました
はじめてでも
大丈夫!
ご担当者さま向けに会社案内の制作工程を紹介しています。
「誰にでもわかりやすく」をテーマに掲載していますので
気軽に読み進めてみてください。
印象的で魅力的な会社案内に仕上げていきましょう!
魅力的な会社案内を
制作しましょう
はじめてでも大丈夫!
魅力的な会社案内を制作しましょう
リサーチ作業
掲載情報の整理
ページネーション
ラフデザイン
素材作成
本デザイン
チェック
色校正
データ完成
印刷〜納品
リサーチ作業
競合他社等の会社案内やWEBサイトを見ておきましょう。
業界のトレンドや他社のデザインテイスト・アピールポイント等のリサーチを行うと制作時の判断基準の一つとなるでしょう。独自にポジショニングマップ等も作成するとデザイン制作時に方向性を決める資料の一つとなり多くの情報を見やすく収集していきましょう。
一般的には取引先、従業員やリクルーター、金融機関・行政機関、株主などすべてのステークホルダーを対象としたツールと言われていますが企業によって主要な配布先が異なりますので、あらかじめ対象をイメージしておきましょう。
従業員と
その家族
金融機関
株主・
投資家
リクルーター
行政・
自治体
消費者
取引先
地域社会
NPO/NGO
掲載情報の整理
ここでは一般的な掲載内容を項目毎にご紹介します。
業態等によって必須でない掲載項目もありますが、企業には競争力のある素晴らしいアピールポイントが必ずありますので埋もれてしまわないよう、ひとつひとつの情報を確認して自社の魅力を見逃さないよう整理していきましょう。
事業をなぜするのか、なぜ存在するのか
を表わした企業の核となる宣言です。
社会的役割や果たすべき使命を表します。
目標とする社会や企業の姿を表します。
お客様や社会に提供する価値を表します
「なぜそれをするのか(企業理念)」を訴え人々の感情に触れる事はユーザーを動かす最も重要な要素であると、マーケティングコンサルタントのサイモン・シネック氏は提唱しています。その思想は「ゴールデンサークル理論」と呼ばれ、現在多くの組織やビジネスパーソンの指針となっています。
どのようなテーマや切り口で自社を語るかは企業によって千差万別でルールや正解はありません。読み手側をイメージし「どのような印象を与えたいか」を意識しながら制作を進めましょう。
自社の歴史や企業文化、社会的役割に触れるなど自社にあったテーマをつくり印象的なメッセージを作成していきましょう。
自社の成り立ちや創業者のマインド、軌跡などを切り口に企業メッセージを作成してもよいでしょう。自社の会社にあったテーマで企業の想いや役割を伝えていきましょう。
事業全体の概要を図版や写真などで説明をしてもわかりやすいでしょう。代表製品(サービス)、社内(店内)風景などの写真掲載も検討してみましょう。
業態によっては発注から納品までの流れをワークフローも補足として掲載するとさらに分かりやすくなるでしょう。
所在地・連絡先、URL、事業内容、設立年月日、資本金、代表者、役員、従業員数、組織図、売上高、取引銀行等が一般的です。建設業等の許認可が必要な業種の場合、許認可番号や各種加入団体等の情報を入れましょう。
役員の交代や移動、組織図、資本金、事業所の新規開設等、変更が出やすい企業の場合は会社概要はパンフレットには掲載をせずに別紙を設けるなど印刷コストや運用面も検討しましょう。
設立から今日に至るまでの変遷を大まかにまとめましょう。
一般的には、事業所新設や移転、社内設備、資本金の変更、業務の拡大、代表者・役員交代など、これまでの成長の軌跡が大まかに分かる内容を掲載しましょう。
接客サービス業をはじめ、スタッフ紹介は読み手の安心感が高まります。顔写真やメッセージ等、ホスピタリティの高まる内容を検討しましょう。注意点として出演するスタッフの人事移動や退職等にも備え、変更のしやすい工夫をしていきましょう。
納品実績や取引実績は読み手の関心度の高い要素です。
企業によっては取引先や業界の慣習等から掲載ができないケースもありますが、表現などを工夫したり可能な範囲で掲載するよう心がけていきましょう。
整理した情報を見渡し自社の魅力がどこにあるかを考えてみましょう。その内容を元に「誰に」「何を」伝えていくかを明文化したコンセプトを立案しましょう。コンセプトを立案する事で掲載内容の絞り込みやデザインテイストなど全ての方向性が決めやすく諸々の判断に迷った時の道標として役立ちますので、コンセプトは明文化して進めていきましょう。
ページネーション
掲載内容の整理とコンセプトができたら、次は掲載内容を絞りながらページ数や構成案を作成しましょう。ここでは8ページの構成例を紹介しますので参考にしてください。
パンフレットのページ数、加工や製本の参考としてください。
掲載内容やボリュームに応じて使いやすいものを選んでいきましょう。
16ページ以降は20ページ、24ページ、28ページと
4ページ単位で増えていきます
ラフデザイン
まずは大まかなデザインイメージを作成していきましょう。
デザインの方向性や大まかなイメージがわかればよいので、文章や写真は仮のもので大丈夫です。
ここではトップページ(P01-P02)のラフデザインの作成例を紹介します。
制作するソフトはパワーポイントや使い慣れているもので大丈夫です。ただし印刷会社によっては入稿ができないデータ形式がありますので事前に確認しておきましょう。
社内での撮影を前提としたトップページのラフデザイン案を紹介します。
事前に構図や画角など細かい設定を考えておきましょう。
DRAFT
インターネット配布のイメージ写真(無料又は有料)を使ったラフデザイン案を紹介します。
撮影をせずPC作業のみで完成度の高いデザインイメージが作成できます。
DRAFT
インターネット等で提供されている写真配布サービスは商用利用ができない場合があります。提供元の利用規約を忘れずに確認しておきましょう。また、高解像度データが必須となるのでデータの仕様も確認しておきましょう。
素材作成
ラフデザインが仕上がったら必要な写真撮影や文章を作成しましょう。
初めての場合、写真イメージの仕上がりや文字数制限などラフイメージ通りに整うまで思ったより時間がかかる事もあるので、余裕のあるスケジューリングを行いましょう。また、近年ではAIを使った文章作成も普及してきているので方法の一つとしてチェックしてみましょう。
本デザイン
作成したラフデザインに撮影した写真や文章をレイアウトしましょう。
その他、カラーリング、フォントやサイズ、デザイン処理やレイアウトバランスなど細かい部分を完成させていきましょう。
見出しのデザインやフローチャート、アイコンなどを自分で作成することが難しい場合、デザインパーツを無料で配布しているインターネットサービスもあります。無料写真と同様に商用利用について規約等を確認してから利用しましょう。
図形のデータには「ベクターデータ」と「ビットマップデータ」があります。ベクターデータは座標値や色などの属性情報で記録されるのに対し「ビットマップデータ」は小さな点(画素)が集まったデータです。そのためベクターデータは拡大しても印刷の綺麗さは一定ですが、ビットマップデータは拡大率に応じて印刷が粗くなってしまいます。
ベクターデータ
ビットマップデータ
チェック
校正・校閲作業と呼ばれる段階です。
下記のチェック項目を参考に校正・校閲作業を進めていきましょう。
できればチェック作業は制作者以外の方がチェックを行い客観性の高いチェック作業ができるよう進めていきましょう
色校正
印刷所に依頼すると「色校正」というテスト印刷を行う事ができます。
一般的なカラープリンターとは異なり色味など実際の印刷物に近い状態で仕上がりの確認ができます。また、色校正は大きく以下の2種類があります。
色校正では色の他、写真の明暗や色具合も確認しましょう。写真データの色調整が必要な場合は無料の画像ソフトやオンラインサービスでも可能です。
データ完成
色校正の確認と色調整が完了したら最終データを印刷所に再入稿しましょう。
以上でデータ作成は終了です。
印刷物の到着を楽しみに待ちましょう。
印刷〜納品
色校正と印刷物を見比べて最終チェックをしましょう。特に問題がなければ終了です。
お疲れ様でした!^ ^
会社案内の作り方は以上です。いかがでしたか?
ひとつひとつの工程を丁寧に確認して検討をする事で、広告効果は必ず高まります。事業の想いや自社の魅力が詰まった素敵な会社案内をクリエイトしていきましょう!
もし、すべてを社内で制作する時間や予算がないので
部分的なご相談も承っていますのでお気軽にお問い合わせください。
ページ数や印刷部数なども決まったら印刷所に見積と用紙サンプルをもらっておきましょう。印刷に必要な日数も忘れずに確認しておきましょう。